HL-L2460DWにトナー関連の表示が出たら、まず表示名を確認してください。「マモナク トナーコウカン」は準備段階、「トナーコウカン」「トナー テイシ」は交換段階です。「トナー ヲ ケンチデキマセン」など検出・装着に関する表示は、セットの取り付け直しを先に試します。「ドラム」を含む表示はトナーではなくドラムユニット側の表示です。この記事では、交換用トナーとして公式消耗品一覧に記載のTN32JXLとTN32JXXLを紹介します。
この記事は、ブラザーの日本向けオンラインユーザーズガイド(HL-L2400D/HL-L2460DW共通)の記載をもとに、表示ごとの判断と交換手順を整理しています。
まず表示名を確認する:買う表示と付け直す表示を分ける
HL-L2460DWのトナー関連表示は、準備、交換、装着やり直し、型番違い、ドラム側の5つに分けられます。新しいトナーが必要なのは、交換段階の表示と、合わない型番のトナーが入っている場合です。検出・装着に関する表示は、トナーが残っていても出るため、購入の前に付け直しを試します。
公式ガイドのメッセージ一覧をもとにした区分は次のとおりです。
| 表示 | 公式ガイドでの意味 | 区分 | 最初にやること |
|---|---|---|---|
| マモナク トナーコウカン | トナーカートリッジの寿命が近づいている | 準備 | 新しいトナーを用意する |
| トナーコウカン | 新しいトナーへの交換が必要 | 交換 | 新しいトナーに交換する |
| トナー テイシ | トナーカートリッジの交換時期 | 交換 | 新しいトナーに交換する |
| トナー ヲ ケンチデキマセン | トナーカートリッジを検出できない | 装着やり直し | トナーとドラムのセットを取り外して付け直す |
| トナーガ カクニンデキマセン | トナーカートリッジが正しく取り付けられていない | 装着やり直し | トナーを取り出して付け直す |
| トナーまたはセットの取り付けに関する表示 | トナーカートリッジまたはセットが正しく取り付けられていない | 装着やり直し | 付け直し、続く場合は新品に交換する |
| トナー カタバン チガイ | 装着されたトナーが製品に合っていない | 型番違い | 対応型番のトナーに交換する |
| 「ドラム」を含む表示 | ドラムユニットの装着・清掃・交換に関する表示 | ドラム側 | 次の見出しを確認する |
表示は本体の画面に加え、パソコンのステータスモニターでも確認できます。表示名が長くて読み取りにくい場合は、ステータスモニター側の表記と照らし合わせてください。
トナーとドラムを取り違えない(TN32JXL/TN32JXXLとDR32J)
HL-L2460DWでは、トナーカートリッジとドラムユニットは別の消耗品です。本体の中では2つを組み合わせた1つのセットとして取り付けるため、見た目では区別しにくくなっています。「ドラム」を含む表示が出ている場合、トナーを買い替えても表示は解消しません。
| 消耗品 | この記事で扱う型番 | 関係する主な表示 |
|---|---|---|
| トナーカートリッジ | TN32JXL(大容量)/TN32JXXL(超・大容量) | マモナク トナーコウカン、トナーコウカン、トナー テイシ など |
| ドラムユニット | DR32J | マモナク ドラムコウカン、ドラム コウカン |
ドラム側の表示は、公式ガイドで次のように対処が分かれています。
- ドラムユニットガ アリマセン:トナーとドラムのセットを取り付け直す
- ドラム オテイレ:コロナワイヤーを清掃する
- マモナク ドラムコウカン:新しいドラムユニットを用意する
- ドラム コウカン:ドラムユニットを交換し、交換後にドラムカウンターをリセットする
ドラムカウンターのリセットは、新しいドラムユニットに交換したときの操作です。トナー交換の表示を消す目的で使う操作ではありません。
購入前に確認する装着と取り扱い
「トナー ヲ ケンチデキマセン」「トナーガ カクニンデキマセン」など検出・装着に関する表示では、公式ガイドの対処はセットの取り外しと再装着です。新しいトナーを買う前に、手元の装着状態を確認してください。確認は次の4ステップです。
- 電源が入った状態でフロントカバーを開け、トナーとドラムのセットを取り出す
- 緑色のロックレバーを押し下げてトナーを外し、ドラムユニットへ固定されるまでしっかり押し込み直す
- セットを本体に戻し、フロントカバーを閉じる
- 表示が消えたかを本体画面とステータスモニターで確認する
付け直しても「トナーまたはセットが正しく取り付けられていない」旨の表示が続く場合、公式ガイドでは新しいトナーへの交換が案内されています。
取り扱いでは、公式ガイドの次の注意を守ってください。
- イラストで色のついている部分には触れない(印刷品質の問題を避けるため)
- 手や衣服にトナーが付いたら、すぐに拭き取るか冷水で洗い流す
- 使用済みのトナーは袋に入れてしっかり封をし、粉がこぼれないようにする
HL-L2460DWでトナーを交換する手順
公式ガイドのトナー交換手順は10ステップで、交換後のコロナワイヤー清掃まで含みます。清掃用の緑色のタブをホームポジションに戻し忘れると、印刷物に縦縞が出ると公式ガイドに記載されています。手順は次の10ステップです。
- 本体の電源が入っていることを確認する
- フロントカバーを開ける
- トナーとドラムのセットを本体から取り出す
- 緑色のロックレバーを押し下げ、古いトナーをドラムユニットから外す
- 新しいトナーを取り出し、保護カバーを外す
- トナーのハンドルを持ち、左右に数回振る
- 新しいトナーを、ドラムユニットに固定されるまでしっかり押し込む
- 緑色のタブを左右に数回ゆっくり滑らせてコロナワイヤーを清掃し、タブを矢印が合うホームポジションに戻す
- トナーとドラムのセットを本体に戻す
- フロントカバーを閉じる
フロントカバーを閉じた後、本体が待機状態に戻るまでは電源を切ったり、フロントカバーを開けたりしないでください。公式ガイドではブラザー純正品の使用が推奨されています。
交換しても表示が変わらない場合とサポートへ伝える情報
新しいトナーに交換しても表示が消えない場合は、押し込み不足、保護カバーの外し忘れ、待機状態に戻る前の電源操作、型番違い、ドラム側表示との取り違えの順に確認します。いずれにも当てはまらない場合は、ブラザーのサポート窓口へ問い合わせてください。
- 押し込み不足:セットを取り出し、トナーがドラムユニットに固定されているかを確認して付け直す
- 保護カバー:新しいトナーの保護カバーが残っていないかを確認する
- 電源操作:交換直後に電源を切った場合は、フロントカバーを閉じた状態で待機状態まで待つ
- 型番違い:「トナー カタバン チガイ」が出たら、装着したトナーがHL-L2460DW対応の型番かを公式消耗品一覧で確認する
- ドラム側の表示:表示が「ドラム」を含むものに変わっていないかを確認する
問い合わせの際は、次の情報をまとめておくと状況を伝えやすくなります。
- 機種名(HL-L2460DW)
- 表示されている文言(本体画面とステータスモニターの両方)
- 装着したトナーの型番と、純正品かどうか
- 交換した時期と、交換後に試した操作
交換が必要になった場合の純正トナー選び
「トナーコウカン」「トナー テイシ」「トナー カタバン チガイ」が出た場合や、「マモナク トナーコウカン」で予備を用意する場合に選ぶトナーとして、この記事では公式消耗品一覧でHL-L2460DWが対応機種に含まれるTN32JXLとTN32JXXLの2種類を紹介します。違いは容量で、公式一覧ではTN32JXLが約3,000ページ、TN32JXXLが約5,000ページと記載されています。
| 型番 | 公式一覧の名称 | 印刷可能ページ数(A4/JIS X 6931公表値) | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|
| TN32JXL | 大容量トナー(ブラック) | 約3,000ページ | 印刷量が少なめで、手元に置く予備を抑えたい |
| TN32JXXL | 超・大容量トナー(ブラック) | 約5,000ページ | 印刷量が多く、交換回数を減らしたい |
ページ数は公式一覧に記載された「A4/JIS X 6931公表値」で、実際に印刷できる枚数を保証するものではありません。印刷する内容によって変わります。公式一覧には、このモデルの標準トナーは一部の販売店でのみ扱っているという注記もあります。
購入時に付属しているのはスタータートナーです。付け直しで表示が消えた場合や、表示がドラム側だけの場合は、トナーを追加で買う必要はありません。「トナー カタバン チガイ」の場合は、HL-L2460DWに対応する型番のトナーに交換してください。
日本向けHL-L2460DWの純正交換トナー(TN32JXL)は次から確認できます。
価格・在庫状況はAmazonの商品ページでご確認ください。
よくある質問
「マモナク トナーコウカン」が出たらすぐに交換が必要ですか?
すぐに交換する必要はありません。公式ガイドでは、この表示は寿命が近づいている段階で、新しいトナーを注文して準備するよう案内されています。交換は「トナーコウカン」または「トナー テイシ」が出た時点で行います。
トナーを交換した後にリセット操作は必要ですか?
確認した公式ガイドのトナー交換手順には、カウンターのリセット操作は含まれていません。リセットが指示されているのは、ドラムユニットを新品に交換した後のドラムカウンターです。
交換の表示が出た後も印刷を続けられますか?
「継続モード」をオンにすると、トナー交換の警告が出た後も印刷を続けられます。ただし公式ガイドでは、画面またはステータスモニターに「トナー停止」(トナー テイシ)と表示されると、継続モードでも印刷しなくなるとされています。HL-L2460DWでの設定手順は次の3ステップです。
- ▲または▼で[キホン セッテイ]を選び、OKを押す
- [トナーケイゾクシヨウ]を選び、OKを押す
- ▲または▼で[オン]を表示し、Goを押す
継続モードで印刷した場合の印字品質は保証されず、印字濃度が薄く見えることがあります。エラーが表示されている間は設定を変更できません。新しいトナーに交換すると、設定はお買い上げ時のオフに戻ります。
まとめ
HL-L2460DWのトナー表示は、表示名で対処が決まります。「マモナク トナーコウカン」は準備、「トナーコウカン」「トナー テイシ」は交換、検出・装着系は付け直し、「トナー カタバン チガイ」は対応型番への交換、「ドラム」を含む表示はドラム側です。
- 表示名を本体画面とステータスモニターで確認する
- 検出・装着系の表示は、購入の前にセットを付け直す
- 交換はコロナワイヤー清掃とタブのホームポジション復帰まで行う
- 交換用トナーは、公式一覧の対応品から選ぶ(この記事ではTN32JXLとTN32JXXLを紹介)

