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JUAW22でiPadが黒くなる症状は、「画面全体が黒い」「動画の部分だけ黒い」「画面共有を始めるとアプリが終了する」で確認先が異なります。画面全体が黒い場合は、最初にPCのCPUを確認してください。j5createはArm CPUが非対応であることを公式に案内しており、Snapdragon搭載機ではドライバーの入れ直しや表示設定の変更では解決しません。動画部分だけが黒い場合はHDCP非対応による仕様、アプリが終了する場合はiPad側の設定を確認します。
JUAW22でiPadが黒くなる時は「どこが黒いか」で原因を分ける
まず画面の見え方を確認します。JUAW22の黒画面は、非対応CPU・著作権保護・iPad側の設定・接続の未完了という別々の要因で起こり、対処法も共通しません。下の表で症状を分け、該当する手順だけを実行してください。
| 画面の見え方 | 主な原因・確認先 | 最初にやること |
|---|---|---|
| iPadの画面全体が黒い | Arm版Windows PCを使用している | PCのCPUを確認する |
| デスクトップは映るが動画の部分だけ黒い | HDCPで保護されたコンテンツ(仕様) | 対処は不要。保護されていない画面で確認する |
| 画面共有を開始するとiPadのアプリが終了する | iPadの「Optimized Video Format」 | iPadの設定で同項目を無効にする |
| ペアリングは完了するが画面共有が始まらない | 接続モードの未確定、PC側のWi-Fiがオフ | PCのWi-Fiとネットワーク構成を確認する |
| 映るが遅い・カクつく | PC側の負荷、省電力状態での動作 | ノートPCを電源に接続する |
最短解決チェックリスト
症状の見分けがつかない場合は、次の5項目を上から順に確認してください。
- PCのCPUがArm(Snapdragon等)ではないか
- ドングルをiPad側ではなくPC側のUSBポートに挿しているか
- PC側のWi-Fi機能がオンになっているか
- PCとiPadの両方にCrossLink Wirelessが入っているか
- iPadの「Optimized Video Format」が無効になっているか
画面全体が黒い時はPCのCPUがArm版Windowsでないかを確認する
JUAW22の公式FAQは、現在Arm CPUをサポートしておらず、Arm CPU搭載のパソコンでは拡張表示やミラーリング画面が黒くなることがあると案内しています。Arm版WindowsはJUAW22の対応環境外です。
CPUの確認手順は次の3ステップです。
- Windowsの検索バーに「システム情報」と入力し、システム情報(msinfo32)を開きます。
- 「プロセッサ」の行を確認します。
- Snapdragon、Microsoft SQなどArmベースの名称が表示された場合、JUAW22の対応環境外です。
Armベースだった場合、ドライバーの再インストールや解像度の変更では改善しません。この段階で切り分けを終え、記事後半の代替手段へ進んでください。
日本公式が示すJUAW22の対応環境
JUAW22の公式製品ページに記載されたシステム要件は次のとおりです。CPUやメモリの条件を満たさない場合は、公式の対応要件外です。
| 項目 | 公式仕様 |
|---|---|
| 対応OS | Windows 11/10、iPadOS 17以降 |
| CPU | 第10世代 Intel Core i5(8コア)以上/Armベースの Windows PC は非対応 |
| RAM | 16GB以上 |
| ストレージ空き容量 | 100MB以上 |
| 接続ポート | 空きUSB-C(USB 3.2推奨) |
| ネットワーク | PC側のWi-Fi機能を常に有効(オン)にする |
| 接続先 | ドングルまたはUSB-C変換アダプターはPC側にのみ接続する |
AMD製CPUについては、公式のシステム要件にIntel Coreのみが記載されており、対応可否の記載がありません。
対応環境を満たしたうえで導入する場合や、本体側の不具合が疑われて買い直す場合の購入先は次のとおりです。
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対応PCで映らない時はソフト導入・ペアリング・接続方式を順に確認する
対応環境なのに画面が出ない場合、まず確認するのは旧ソフトとの競合、セキュリティソフトによる導入の阻害、接続モードの未確定です。確認は次の5ステップです。
- 過去にj5createのWormholeシリーズを使っていた場合は、[Windows]+[R]キーで %APPDATA% を開き、「j5」フォルダを削除します。公式FAQは競合を防ぐために古いソフトの削除を案内しています。
- ウイルス対策ソフトが導入を妨げる場合は、公式FAQの手順どおり、CrossLink関連ファイルを除外リストへ登録するか、リアルタイム保護を一時的に無効化します(Bitdefenderでは30分または1時間が案内されています)。動作確認後は必ず保護を有効に戻してください。操作できない場合はシステム管理者へ除外設定を依頼します。
- Windows側のCrossLink Wirelessを導入し直します。入手先はJUAW22公式製品ページの「サポート&ドライバー」で確認してください。
- ドングルはPC側のUSBポートにのみ接続します。公式はPC側にだけ接続するよう指定しています。あわせてPC側のWi-Fiを常にオンにしてください。
- iPadにCrossLink – Wirelessアプリを入れ、Bluetoothペアリングを行います。通らない場合は「設定」→「Bluetooth」で重複しているデバイスや使っていないデバイスの登録を解除し、もう一度ペアリングします。
同一ネットワーク接続とダイレクト接続を切り分ける
ペアリング後の接続方法は2種類です。PCとiPadが同じネットワークにある場合は、ペアリング後に自動で接続が始まります。異なるネットワークではダイレクト接続(P2P接続)に切り替わり、iPad側に表示されるメッセージで「CrossLink」を選ぶまで画面共有は始まりません。公式ガイドは、ダイレクト接続中のiPadはインターネットに接続できないと案内しています。
拡張・複製の操作はiPad側のアプリで行う
日本語版の公式ガイドは、画面共有の操作をモバイルデバイス上のCrossLink Wirelessアプリ内のみで行うと明記しています。iPadのアプリで「PC画面をモバイルに共有」を選び、「拡張」または「複製」を指定してください。PC側で開始ボタンを探しても操作は進みません。
外部ディスプレイを接続済みの環境では、初回の画面共有で既存のディスプレイ設定が変更されることが公式ガイドで案内されています。表示位置が崩れた場合は、Windowsのディスプレイ設定で配置をやり直してください。接続を維持するには、アプリをバックグラウンドで起動したままにしておく必要があります。
動画だけ黒い・アプリが落ちる・遅い場合は対処が異なる
黒く見えても製品の不具合ではないケースがあります。動画部分だけの黒はHDCP非対応による仕様、アプリの終了はiPad側の設定、遅延はPC側の負荷や省電力状態が主な確認先です。
動画の部分だけ黒い場合は仕様
公式製品ページは、JUAW22がHDCPで保護されたコンテンツに対応していないこと、多くの有料配信サービスでコンテンツが保護されていることを明記しています。デスクトップは映るのに再生画面だけが黒くなる場合、故障ではありません。動画の音声は元の端末からのみ再生される仕様です。
画面共有を始めるとiPadのアプリが終了する場合
公式FAQは、iPadの設定で「Optimized Video Format」が有効になっているとアプリがクラッシュする場合があると案内しています。手順は2ステップです。
- iPadの設定から「Optimized Video Format」を無効にします。
- CrossLink Wirelessアプリを起動し直し、インストールまたは画面共有をやり直します。
映るが遅い・カクつく場合
公式FAQは遅延時の確認項目として、ノートPCを電源に接続する、同時に多くのソフトを起動しない、iPadのCrossLink Wirelessアプリで「設定」→「品質設定」→「パフォーマンス優先」を選ぶ、の3点を案内しています。無線接続の製品のため、体感の速度はネットワーク環境によって変わります。
解決しない時のサポート依頼とArm版Windowsでの代替手段
CPUの確認、クリーンインストール、iPad側の設定変更まで実行しても改善しない場合、読者側での切り分けはここまでです。システム情報を添えて公式サポートへ連絡してください。Arm版Windows PCでは、ソフトウェアに依存しない有線の映像出力へ切り替える方法が残ります。
公式サポートへ連絡する前に用意するもの
公式FAQは、システムファイルを提供すると問題解決を早くサポートできると案内しています。手順は3ステップです。
- Windowsの検索バーに「システム情報」と入力して起動します。
- 左上の「ファイル」→「エクスポート」を選び、ファイル名を付けて保存します。
- 保存したファイルと症状、購入時期を添えて公式サポート窓口へ連絡します。
日本国内の問い合わせ窓口は、製品に同梱されているクイックインストールガイドと公式サイトに記載されています。保証期間は公式仕様で2年です。
Arm版WindowsではUSB-Cの映像出力が代替手段になる
Arm版Windows PCでJUAW22の画面共有機能を使うことはできません。PCのUSB-CポートがDisplayPort Alt Modeに対応していれば、ケーブル1本で映像を出力できるUSB-C対応のポータブルモニターが代わりの選択肢になります。ただし、すべてのUSB-Cポートが映像出力に対応しているわけではありません。購入前に、PCメーカーの公式仕様でUSB-Cポートの映像出力対応を確認してください。
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ここまでの手順でも改善せず、本体の交換や買い替えを検討する場合は、同じJUAW22本体を確認できます。
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よくある質問
Arm版Windows PCでも今後使えるようになりますか?
公式FAQは、現在Arm CPUをサポートしていないと案内しています。対応予定は公式に公表されていないため、現時点では対応環境外の構成として扱ってください。
AMD Ryzen搭載のPCでは使えますか?
日本公式のシステム要件には第10世代 Intel Core i5(8コア)以上とだけ記載されており、AMD製CPUについての記載はありません。動作可否を公式情報で確認できないため、購入前にj5createへ問い合わせてください。
まとめ
JUAW22の黒画面は、画面全体か、動画の部分だけか、アプリが終了するかで確認先が分かれます。画面全体が黒い場合はArm版WindowsというCPU側の非対応を最初に確認し、対応環境であれば旧ソフトの競合、セキュリティソフト、ドングルの接続先、接続モードの順に切り分けます。動画部分だけの黒はHDCP非対応による仕様です。アプリが終了する場合は、iPad側の「Optimized Video Format」を確認してください。改善しない場合は、システム情報をエクスポートして公式サポートへ連絡してください。

