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Hollyland LARK M2をAndroidに挿しても録音できないとき、見るべきは「受信機のライトが点いているか」ではなく「録音アプリがどのマイクを使っているか」です。LEDは送信機との無線リンクと給電の状態を示す表示で、Androidが外部マイクとして音声を取り込めているかは示しません。確認は①LEDが点灯するか ②LarkSoundが受信機を認識するか ③録音アプリの音がLARK M2か内蔵マイクかの3点です。
最短解決チェックリスト
時間がない場合は、上から順に5項目だけ確認してください。多くはこの範囲で入力元が確定します。
- 受信機がUSB-Cプラグ受信機か確認する(カメラ版・ライトニング版はAndroidへ直挿しできません)
- 受信機を根元まで挿し直し、LEDが点灯するか見る
- LEDが青く点滅したままなら、送信機と受信機を手動でペアリングし直す
- Androidの設定でOTGと既定の録音デバイス(外部デバイス/外部マイク)を見る
- カメラアプリ以外の録音アプリでも同じ症状が出るか試す
まず30秒で確認|LARK M2と内蔵マイク、どちらで録音されているか
録音結果が「遠い音」か「無音」かで、原因の置き場所が変わります。送信機を持った人がスマホから数メートル離れ、同じ短い文章を録音してすぐ再生してください。声が近く明瞭ならLARK M2、遠く周囲の音が混ざるなら内蔵マイク、まったく聞こえないなら音声が届いていません。この判定を3観測と組み合わせると、次のように分岐します。
| 観測結果 | 判定 | 次に確認する場所 |
|---|---|---|
| LEDが点灯しない | 受信機へ給電されていない | 受信機の種類・挿し込み・OTG設定 |
| LEDが青く点滅したまま | 送信機と受信機が未接続 | 手動ペアリングと送信機の電池残量 |
| LEDは青点灯だがLarkSoundが認識しない | スマホがUSB機器として扱えていない | 抜き差し・アプリ再インストール・別端末 |
| LarkSoundは認識するが録音アプリが無音 | アプリへ音声が渡っていない | 既定の録音デバイス設定とアプリの対応 |
| LarkSoundは認識するが内蔵マイクの音 | 録音アプリが内蔵マイクを選んでいる | 既定の録音デバイス設定と別アプリでの再現 |
受信機の種類とLEDで「どこまで動いているか」を確認する
Androidへ直接挿せるのはUSB-Cプラグ受信機だけです。LEDが示すのは送信機とのリンク状態とアップデート状態であって、Android側の入力設定の正否ではありません。ここを分けて読むと、無駄な設定変更を避けられます。
受信機の種類を確認する
LARK M2にはコンボ、カメラ、モバイル(ライトニング)、モバイル(USB-C)の各バージョンがあります。メーカー公式仕様では、USB-CプラグがAndroidスマートフォン、Apple 15、アクションカメラ、コンピューターに対応します。コンボバージョンは両方の受信機が同梱されるため、接続しようとしている受信機がUSB-C側か現物で確認してください。
LEDを公式の定義に当てて読む
公式マニュアルにあるスマートフォンバージョン受信機インジケーターの定義は次のとおりです。
- 青いライトが点滅:送信機と受信機が接続されていない
- 青いライトが点灯:送信機と受信機が接続されている
- 緑のライトが点灯:ノイズキャンセリングがオン
- ピンクのライトが点灯:受信機のアップデート中
- 赤のライトがゆっくり点滅:送信機のバッテリー残量が少ない
この一覧に、Androidの録音デバイス設定を示す表示はありません。「青く点灯しているのに録音アプリが無音」は、公式の表示定義の上では矛盾しない状態です。青く点灯していれば、受信機への給電と送信機との接続を確認できます。
青点滅のままなら手動ペアリングをやり直す
送信機と受信機は工場出荷時にペアリング済みですが、公式FAQの手順で手動ペアリングをやり直せます。手順は3ステップです。
- 送信機の電源を切った状態で、送信機の黄色いボタンを6秒間長押しする(青色ライトが速く点滅)
- 受信機の黄色いボタンを3秒間長押しする(受信機の青色ライトが速く点滅)
- 両者を同時にペアリングモードへ入れる。青色ライトが点灯したままになれば成功
AndroidのOTGと録音デバイス設定を確認する
LEDが点灯しない場合は受信機の種類・挿し込み・OTGを、点灯するのに音が入らない場合は録音デバイス設定を確認します。設定名称と必要性は端末メーカーとOSバージョンで異なるため、メーカーが名前を挙げて案内している範囲に限って整理します。
LEDが点灯しない場合:OTGを有効にする
国内取扱販売店が公開している互換性リストの注意書きでは、スマホに接続してもLARK M2の電源ランプが点灯しない場合、スマートフォン側の設定でOTG機能を有効にする必要があると案内されています。ここが無効だと受信機に電源が入らないため、その先の設定を変えても症状は変わりません。
LEDは点灯するのに音が入らない場合:既定の録音デバイスを切り替える
LARK M2のモバイル接続に関する公式サポート情報には、OPPO、VIVO、OnePlusのスマートフォンではOTG機能をオンにし、マイクオプションを「外部マイク」に設定する必要がある場合があると明記されています。国内取扱販売店の互換性リストでは対象としてOPPO、Vivo、Realme、OnePlus、iQOOが挙げられ、既定の録音デバイスを「外部デバイス」に設定するよう案内されています。
この案内が上記メーカーを名指ししている点は重要です。Pixel、Galaxy、Xperiaなど別メーカーの端末に同じ項目があるとは限りません。見当たらない場合は設定を探し続けず、次の切り分けへ進んでください。なお互換性リストに載るのはHollylandがテストして互換性を認定したモデルで、リスト外は未テストです。通常は使用できるものの、一部のモデルでは互換性の問題が生じる場合があると案内されています。
LarkSound・別アプリ・別スマホで原因を切り分ける
LarkSoundが受信機を認識することと、録音アプリが外部マイクの音を収録することは別の話です。LarkSoundは設定用のアプリで、受信機が見えていても録音アプリが内蔵マイクを選んでいれば、結果は内蔵マイクの音になります。
LarkSoundが受信機を認識しない場合
公式FAQでは、受信機を接続しているのにLarkSoundが認識しない場合の確認事項として次が案内されています。
- 受信機を抜き差しし、完全に差し込んで接触不良を避ける
- LarkSoundを再インストールし、アプリのバージョンが最新であることを確認する
- 別のスマートフォンで試し、接続側の異常が原因でないか確認する
LarkSoundの動作には、メーカー公式仕様でAndroid 8.0以降が必要です。古い端末ではこの条件を先に確認してください。
LarkSoundは認識するのに録音アプリが無音の場合
- 出力音量:モバイルバージョンに本体の音量つまみはなく、調整はLarkSoundアプリから行います。Android版は6段階のため、出力音量が低く設定されていないか確認してください
- 録音アプリの入力対応:別の録音アプリで音が入るか確認します。別アプリで正常なら、元のアプリ側の入力処理が原因と切り分けられます
別のAndroid端末で再現するか確認する
ここまでで解決しない場合、別のAndroid端末に同じ受信機と送信機をつないで、同じ症状が出るか確認してください。別端末で正常に録音できるなら元の端末の設定・アプリ・USBポート側、別端末でも同じ症状なら受信機または送信機側です。
改善しない場合のファームウェア確認・サポート・受信機の選び直し
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別端末でも症状が変わらない場合は、ファームウェア更新 → 公式サポートへの問い合わせ → 受信機の選び直しの順で進めます。この順番なら、買い替えが不要なケースを先に拾えます。
ファームウェアを更新する
モバイルバージョンのファームウェア更新はLarkSoundアプリ経由で行います。公式FAQでは、更新が必要な場合にアプリ上へアイコンが表示され、そこから実行する流れが案内されています。注意点として、アップグレード中にアプリをバックグラウンドで実行しないこと、送信機の電源を切らず安定した電源に接続することが挙げられています。
公式サポートへ問い合わせる
更新しても改善しない場合は、メーカーのサポート窓口へ連絡します。受信機の種類、端末の機種名とOSバージョン、LEDの状態、LarkSoundで認識できるか、別端末での再現有無を添えると確認が早く進みます。保証や交換の条件は販売店ごとに異なるため、購入元の案内もあわせて確認してください。
受信機のバージョンが合っていなかった場合
手元の受信機がAndroid用のUSB-Cプラグ受信機でなかった場合や、受信機側の不具合が濃厚な場合は、正しいバージョンを選び直す判断になります。確認するのは、プラグ形状がUSB-Cであることと、LARK M2用であること(LARK M2SやLARK A1は別製品です)の2点です。
価格・在庫状況はAmazonの商品ページでご確認ください。
よくある質問
カメラアプリで音が入らないとき、別の録音アプリを使えば切り分けになりますか
なります。アプリを変えて音が入るなら、受信機とAndroidの接続は成立していて、元のアプリが外部入力を使っていないと判断できます。公式FAQでも別のスマートフォンで試す切り分けが案内されており、同じ考え方をアプリ単位に適用する形です。
LarkSoundアプリを入れないと録音できませんか
公式のモバイル接続手順では、受信機を接続してライトが点灯すれば接続成功と案内されており、LarkSoundはパラメータ設定用のアプリです。ただしモバイルバージョンは本体で音量を変更できないため、出力音量の調整とファームウェア更新にはアプリが必要です。
まとめ
LARK M2をAndroidで使って録音できないときは、LEDの点灯だけで録音経路まで正常と判断しないことが出発点です。LEDが示すのは給電と送信機とのリンクまでで、Androidが外部マイクとして音声を扱えているかは別に確認します。
切り分けの順番は、記事冒頭の診断表のとおりです。設定項目の名称や必要性は端末メーカーとOSバージョンで異なるため、メーカーが名前を挙げている範囲を先に当たり、見つからなければ設定探しを続けず、別アプリ・別端末での再現確認へ切り替えてください。それでも症状が変わらないときが、サポートへ相談する段階です。

