結論から書きます。「Matter対応」と書かれたスマートカーテンでも、製品本体だけでMatterにつながるものは現行の主要製品にはありません。SwitchBotカーテン3もAqaraカーテンドライバー E1も、対応ハブ(ブリッジ)を経由してMatter連携する仕組みです。買う前に最優先で確認すべきは「Matter対応」という表記そのものではなく、次の3点です。
- ① 対応ハブが必要か
- ② 自宅のレール形状に合うか
- ③ 両開きカーテンに何台必要か
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- まず結論|「ハブ経由かどうか」を最初に確認する
- 購入前チェック表|レール・両開き・ハブ・操作範囲
- SwitchBotカーテン3はどんな人向け?
- AqaraカーテンドライバーE1はどんな人向け?
- Apple Home / Google Home / Alexa / SmartThingsでできること
- 両開き・重いカーテン・特殊レールで失敗しやすいポイント
- スマートホーム環境別のおすすめの選び方
- まとめ
クイック比較表
2製品の購入判断に直結する項目だけを先にまとめます。詳細は各セクションで解説します。価格は変動するため、最新の販売ページで確認してください。
本記事にはプロモーション(PR)を含みます。
| 項目 | SwitchBot カーテン3 | Aqara カーテンドライバー E1 |
|---|---|---|
| Matter連携の方式 | 対応ハブ経由(Matter over Bridge) | 対応ハブ経由(Matter over Bridge) |
| Matterに必要なハブ | SwitchBotハブ2(公式仕様) | Aqara Zigbee 3.0ハブ。Matter連携にはMatterコントローラー対応ハブが必要(公式仕様) |
| 本体の通信方式 | Bluetooth 5.0 Long Range(公式仕様) | Zigbee 3.0(公式仕様) |
| 最大牽引荷重 | 最大16kg(メーカー公称値・自社実験条件) | 最大12kg(メーカー公称値) |
| 対応レール(バリエーション) | フック交換でU型/角型・I型・ポール・伸縮・装飾レール等に対応(公式仕様) | ロッド版=ロッド/U型/I型、トラック版=U型/I型(公式仕様) |
| 両開きカーテン | 原則2台必要(実ユーザー報告で複数確認) | 1窓に2台組み合わせ可(公式説明) |
| 電源・バッテリー | 3350mAhリチウム電池/満充電で最大8カ月。専用ソーラーパネル併用可(公式仕様) | 6000mAhバッテリー/最大約1年。USB-C常時給電も可(公式仕様) |
| 価格帯の目安 | エントリー〜ミドル価格帯(本体)+ハブ | エントリー〜ミドル価格帯(本体)+ハブ |
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まず結論|Matter対応スマートカーテンは「ハブ経由かどうか」を最初に確認する
現行の主要なスマートカーテン(SwitchBotカーテン3・Aqaraカーテンドライバー E1)は、いずれも本体単体ではMatterにつながりません。対応するハブを別途用意し、そのハブがMatterブリッジとして機能することで、Apple HomeやGoogle Homeなどに表示されます。つまり「Matter対応」の表記は「ハブを足せばMatterで使える」という意味で、確認すべきは本体ではなくハブ要件です。
スマートカーテンの「Matter対応」は、大きく次の3つに分けて考えると失敗しにくくなります。
| 連携の種類 | 意味 | 該当する製品(本記事の範囲) |
|---|---|---|
| Matterネイティブ | 製品本体が直接Matterに対応。専用ブリッジ不要 | 本記事の2製品はいずれも非該当 |
| Matter over Bridge(ハブ経由) | 本体はBluetoothやZigbeeで動き、対応ハブがMatterに変換 | SwitchBotカーテン3、Aqaraカーテンドライバー E1 |
| メーカー独自連携 | 各社アプリ内での操作・音声アシスタント連携 | 両製品とも自社アプリで動作(ハブなしは近距離操作中心) |
この分類を踏まえると、購入前に決めるべきことは「どこから・どう操作したいか」です。スマホでの近距離操作だけでよいのか、外出先操作・音声操作・Matter連携まで使うのかで、必要なハブが変わります。
購入前チェック表|レール形状・両開き・ハブ・Matter操作範囲
スペック比較の前に、自宅の窓まわりを先に診断してください。スマートカーテンの失敗で多いのは性能不足ではなく「レールに合わない」「両開きで台数が足りない」「Matterにハブが要ると後で気づいた」という3点です。次の4項目を購入前に確認します。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| ① レール形状 | U型/角型・I型・ポール・伸縮・装飾レールのどれか。各製品の対応表で形状と寸法を確認する |
| ② 両開き / 片開き | 両開きは原則として左右で2台必要になる構成。費用と設置スペースが2倍になる |
| ③ ハブの要否 | 外出先操作・音声操作・Matter連携を使うなら対応ハブが前提。近距離操作だけなら不要な場合もある |
| ④ Matterで何ができるか | 開閉だけか、開度(%)指定までか。使うプラットフォームとハブの組み合わせで操作範囲が変わる |
特に①と②は買い直しにつながる項目です。レール形状は写真を撮り、メジャーで実寸を測ってから各メーカーの対応ページと照合するのが最短の確認方法です。
SwitchBotカーテン3はどんな人向け?Matter連携と注意点
SwitchBotカーテン3は、本体がBluetooth 5.0 Long Rangeで動作し、Matter対応・音声操作・外出先からの遠隔操作にはSwitchBotハブ2が必要です(公式仕様)。すでにSwitchBot製品を使っていてアプリを一本化したい人、フック交換で幅広いレールに合わせたい人に向いています。手元だけで使う近距離操作ならハブなしでも動きますが、Matterまで使うならハブ前提で考える必要があります。
本体仕様は、最大16kgまでの牽引(メーカー公称値・自社実験条件)、3350mAhリチウム電池で満充電から最大8カ月の動作(公式仕様)、専用ソーラーパネル併用での充電に対応します(公式仕様)。静音性については、通常モードの運転音が42dB、QuietDriftモードで25dBまで下がるとされています(メーカー公称値)。
対応レールは、フックを交換することでU型/角型・I型・ポールタイプなど市販の多くのレールに対応します(公式仕様)。I型レールには別売りの専用アクセサリーの案内があるため、I型の可能性がある場合は先に確認してください。
✅ こんな人におすすめ
- すでにSwitchBot製品を使っていて、アプリと操作を一本化したい
- 朝に光で目覚めたい(QuietDriftモードで少しずつ開けたい)
- フック交換で幅広いレール形状に対応させたい
⚠️ おすすめしない / 要検討
- 外出先・音声・Matter連携をしたいが、ハブは追加したくない
- 両開きカーテンで、2台分の費用と設置がつらい
- レール形状が特殊で、対応可否の確認が難しい
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AqaraカーテンドライバーE1はどんな人向け?ロッド版・トラック版・Zigbeeハブの確認点
Aqaraカーテンドライバー E1はZigbee 3.0で動作する機器で、単体では動きません。動作にはAqaraのZigbee 3.0ハブが必須で、Matter連携にはMatterコントローラーに対応したハブ(Hub M3など)が必要です(公式仕様)。HomeKit・Alexa・Google Assistant・IFTTTに対応し、Matter対応はAqaraハブのアップデートを通じて提供される形です(公式情報)。Aqaraのセンサーやスイッチと組み合わせて、明るさ・時刻・天候などで自動化したい人に向いています。
E1にはロッド版とトラック版があり、対応レールが異なります。ロッド版はロッド(ポール)・U型・I型に対応し、トラック版はU型・I型に対応します(公式仕様)。伸縮ロッドには非対応です(公式仕様)。本体は最大12kgまでの牽引が可能で(メーカー公称値)、6000mAhバッテリーで最大約1年の動作、USB-Cでの常時給電にも対応します(公式仕様)。
| バージョン | 対応レール(公式仕様) | 選ぶ目安 |
|---|---|---|
| ロッド版 | ロッド(ポール)・U型・I型 | ポール(突っ張り棒型を除く)や装飾レールを使っている |
| トラック版 | U型・I型 | 一般的なU型/角型レール。U型はランナーに車輪があるタイプが対象 |
✅ こんな人におすすめ
- すでにAqaraのZigbeeハブ・センサーを使っている
- 重めのカーテンを動かしたい(最大12kg対応)
- バッテリー持ちを重視したい(最大約1年・USB-C常時給電可)
⚠️ おすすめしない / 要検討
- ハブを持っておらず、できるだけ機器を増やしたくない
- Matter連携を今すぐ確実に使いたい(対応ハブ・ファームウェア・地域の条件を要確認)
- 伸縮ロッドや、車輪のないU型ランナーを使っている
Apple Home / Google Home / Alexa / SmartThingsでできること・できないこと
両製品とも、対応ハブをMatterブリッジとして設定することで、Apple Home・Google Home・Alexa・SmartThings・Home Assistantといった主要プラットフォームから操作できるようになります(公式仕様)。基本となる開閉操作は各プラットフォームで利用できますが、開度(%)の細かい指定や自動化の細部は、使うハブ・プラットフォーム・ファームウェアの組み合わせで差が出ます。実際に使う環境での対応範囲は、各メーカーの対応表で確認してください。
- SwitchBot:ハブ2を介してMatter連携し、Apple Homeアプリ等での管理や音声コントロールに対応します(公式仕様)。音声操作にはハブ(ハブミニまたはハブ2)が必要です(公式仕様)。
- Aqara:Zigbee機器であるE1を、Matterコントローラー対応ハブ(Hub M3など)経由でApple Home・Google Home・Alexa・SmartThings・Home Assistantへブリッジできます(公式仕様)。
注意点として、「Matter対応」はすべてのプラットフォームで同じ操作ができることを保証するものではありません。開度指定や自動化条件など、プラットフォームごとに表示・操作の差が出る場合があるため、必須機能がある人は事前に対応表で確認することが重要です。
両開き・重いカーテン・曲がりレールで失敗しやすいポイント
スマートカーテンで失敗が起きやすいのは、性能よりも設置条件のミスマッチです。両開きカーテンは原則として左右で2台必要になり、費用と設置スペースが2倍になります。重いカーテンは各製品の最大荷重(SwitchBotカーテン3は最大16kg、Aqara E1は最大12kg/いずれもメーカー公称値)を超えないか確認が必要です。伸縮レールや段差のあるレールでは、引っかかって動作が止まる事例が報告されています。
実際の利用者からは、次のような注意点が複数のレビューで確認されています。すべての環境で再現するわけではないため、自分のレール形状と照らし合わせて判断してください。
- 伸縮式(つなぎ目に段差があるタイプ)のレールで、段差の手前までしか動かず引っかかるという報告が複数確認されています。
- カーテンレールとの相性が悪く、そのままでは設置に苦労した、または設置できなかったという報告が複数確認されています。
- 取り付け時にフックを強く引っ張る必要があり、手順を誤ると正しく固定できないという報告が複数確認されています。
こうした失敗を避けるには、購入前にレール形状(U型/角型・I型・ポール・伸縮)と寸法を実測し、各メーカーの対応ページと照合することが最も効果的です。両開きの場合は、最初から2台分の予算とスペースを見込んでおくと安心です。
おすすめの選び方|既に使っているスマートホーム環境別に選ぶ
最終的な選択は、いま使っているスマートホーム環境に合わせるのが失敗しにくい方法です。新たにハブを増やす負担を最小化でき、自動化の連携もスムーズになります。下の表で、自分の環境に近いものを選んでください。
| いまの環境 | 選びやすい製品 | 理由 |
|---|---|---|
| すでにSwitchBot製品+ハブ2を所有 | SwitchBotカーテン3 | アプリと操作を一本化でき、ハブ2でMatter連携も可能 |
| すでにAqaraのZigbeeハブ・センサーを所有 | Aqaraカーテンドライバー E1 | 既存ハブを活用でき、Aqaraセンサー連動の自動化が組みやすい |
| Apple Home中心で使いたい | 両対応(ハブ必須) | いずれもMatterブリッジ対応ハブ経由でApple Homeに表示可能 |
| ハブをまだ持っていない | 本体+対応ハブをセットで検討 | どちらの製品もMatter・音声・遠隔操作にはハブが前提 |
ハブを持っていない場合は、本体価格だけでなくハブの費用も合わせて見積もってください。両開きならさらに本体2台分が加わります。「Matter対応」という言葉だけで選ぶと、後からハブ代と台数で予算が膨らみやすい点に注意が必要です。
よくある質問
Matter対応と書いてあるのに、なぜハブが必要なのですか?
本記事の2製品は、本体がBluetoothまたはZigbeeで通信し、対応ハブがその信号をMatterに変換(ブリッジ)する仕組みだからです(公式仕様)。本体が直接Matterに対応しているわけではないため、Matter連携にはハブが必要になります。
両開きカーテンは1台で動かせますか?
原則として、両開きカーテンは左右それぞれにデバイスが必要で、2台構成になります。Aqara E1は1窓に2台を組み合わせて使う想定が公式に示されており(公式説明)、SwitchBotでも両開きには2台必要という報告が複数確認されています。
賃貸でも取り付けられますか?
両製品とも、既存のカーテンレールに本体を取り付ける方式で、工事や配線は不要です(公式仕様)。ただしレール形状・寸法の適合確認は必須です。対応しないレールや段差のあるレールでは動作しない場合があるため、購入前に対応ページで確認してください。
まとめ:Matter表記より、ハブ要件とレール適合を先に見る
「Matter対応スマートカーテン」を選ぶときに最も重要なのは、Matterという表記ではなく、ハブが必要かどうかとレールに合うかどうかです。SwitchBotカーテン3もAqaraカーテンドライバー E1も、Matter連携には対応ハブが前提で、両開きなら原則2台必要です。購入前に、①レール形状と寸法の実測、②両開き/片開きの確認、③手持ちのスマートホーム環境とハブの有無、の3点を押さえれば、「付かない・足りない・つながらない」という失敗はほぼ防げます。最後は、いま使っている環境に合うほうを選ぶのが、いちばん確実です。

